日記

【釜石】笛吹峠の謎......頂上付近で笛の音が聞こえる怪奇現象に迫る

目次

はじめに

先日のブログ記事で北上の夏油高原にヒルクライムの練習に行ってきたという記事を掲載しました。

 

 

この時には触れなかったのですが、実はこの日の帰りの道中でちょっと気になった事があったのでご報告。

行きは国道106号線から小国~遠野間の立丸峠を経由して北上に抜けました。

 

 

帰りは遠野から釜石道でそのまま釜石に抜ければ良かったのですが、自転車で走ったら楽しいだろうなぁ~というローカル道路(主に峠道)を発掘したくて、時間的な余裕もあったので高速を使わず一般道で帰ることに。

遠野からだと、先日ヒルクライムレースが行われた大槌の新山に抜ける事も可能と言えば可能なんですが、ちょっとばかり遠回りをしなければならないので移動距離が伸びます。

時間に余裕があるとはいえ、早く家にも帰りたいので、一般道を使いつつ効率よく道路を発掘しがてら帰宅したい。

北上に向かったクルマは商売で使っている軽バスだったので、ナビなんか付いていません。

遠野の街を通り過ぎてから一旦路肩にクルマを停めて、スマホで付近の道路を検索します。

とは言いつつも、遠野から宮古に帰るには、

 

小国経由の立丸峠、

釜石経由の仙人峠、

鵜住居経由の笛吹峠、

あとは遠回りでも大槌の新山を経由するルート

 

などなど、そのルートも限られています。

で、今回の岐路で経由地にしたのが、沿岸の鵜住居に抜ける笛吹峠にしました。

 

 

笛吹峠

遠野から鵜住居までを結ぶ県道35号線、通称 ”笛吹峠” 

アップダウンもきつく急勾配急カーブの連続、周囲は深い山々で覆われています。

地元釜石地区の橋野、栗林の方にとっては重要な生活道路でもあります。

街灯もほとんど無いので、深夜に一人で走る場合は車のヘッドランプだけが頼りです。

遠野~鵜住居間を40kmで結ぶ峠道です。

 

20代の若かりし頃、そう懐かしくもS13で走り屋をしていた頃は、夜な夜な走りにも来ていましたね。

最後にここを通ったのは、確か10年前に家族で鵜住居から遠野に向かった時だったと思います。

で、今回はこの笛吹峠経由で帰ることにしました。

キツい難所であることは重々承知。

しかも非力な軽バスで走ったのでエンジンが悲鳴を上げているかのようでした(それはエンジンを回すからだ!.....)。

 

しかし、この笛吹峠。

2年前の台風10号によって甚大な被害を受けた影響で、しばらくの間通行止めとなっていました。

復旧工事のおかげで、台風10号から1年3ヶ月後の平成29年12月に開通を果たしました。

とは言いつつも、私が走った6月2日の時点でも復旧工事は進捗中。

法面の工事や道路の拡張工事、アスファルト舗装工事など工事車両や作業員も多く、片側通行も何箇所か存在していました。

 

 

昼間に聞こえた意味深な笛の音色......

そんな中、奇妙な出来事に遭遇。

私が笛吹峠を通過したのは、北上の帰り道。

北上を出たのは午前9時30分くらいだったとおもいます。

この日はとてもいい天気。

この日に撮影した夏油の画像を見てもらえれば如何にいい天気だったかが分かると思います。

 

こんな天気ですよ↑。

遠野を過ぎたのが恐らく午前10時40分くらいだったと思います。

で、笛吹峠の入ったのは午前11時過ぎ、お昼前です。

県内は高気圧に覆われていてほとんどのエリアで良い天気で、それはこの笛吹峠も然りです。

たまにすれ違う一般車両と、お互い道を譲り譲られながら狭い峠道を進みます。

時に工事のおっちゃんと目があったり。

商売用の軽バスはAM/FMラジオしか付いていないので、峠に差し掛かったあたりから電波を拾わなくなりOFFにしていました。

気温も高かったのですがエアコンをONにすると軽バスくんは峠を登れなくなっってしまうので、窓を全開して自然風で凌ぎましたが、これがまた気持ちいい.....。

 

 

なので、車内には外から車内に入り込んで来る風の音と峠に響き渡る軽バスのエンジン音だけです。

 

すると.......

コーナーを抜けている最中に笛の音が聞こえました......

「フーーーーッ、フーーーーーッ」

 

気のせいかな?......

 

気のせいだろうと思い、また暫く進むとまた笛の音が聞こえるのです

「フーーーーーッ」

 

それは昔ながらの木製の横笛のようにも聞こえるし、小学校で使うリコーダーの音にも似ていました。

しかし、その笛は何かの曲を奏でているというよりは、ただ闇雲に笛を持って息を吹きかけているかのような感じです。

まるで、リコーダーを触った子供がいたずらに笛を口に加えて吹いているかのようでした。

 

「確かに、笛吹峠というからには、笛の音が聞こえるというのも不思議ではないが......」

と関心している場合でも無いのですが、

「この峠の名前の由来を調べてみる必要があるな」と。

 

こんな事が夜中に一人で走っている時にでも聞こえれば、「あれっ!?」っていう違和感も倍増となるのでしょうし、誰しもビビってしまい峠であるにも関わらず、ハイビーム+アクセル全開 になるでしょう。

今回の一件は白昼の、しかもカンカン照りのいい天気の最中の出来事です。

それを心霊現象と呼ぶにはあまりにもシチュエーションがナンセンス過ぎますね。

 

なので、これはただの私の空耳だったかも?という事にしておいて下さいませ。

 

 

笛吹峠の名前の由来を調べてみた

いや、空耳だったらそれでいんです。

もともと霊感も無いですし.....。

 

笛吹峠の名前の由来は遠野物語に由来するのだとか。

 

昔、青笹村に一人の少年があって継子であった、馬放しにその子をやって、四方から火をつけて焼き殺してしまった。

その子は常々笛を愛していたが、この火の中で笛を吹きつつ死んだ処が、今の笛吹峠である

<要約>

昔、青笹村に一人の継子の少年が居た。継母は、その子を山に馬の放牧に行くよう命じ、山(現笛吹峠)に向かわせた。

笛を吹くのが好きな子供だったそうだか、その継母は山の四方から火を付け、その子を焼き殺してしまったそう。

その放たれた火の中から少年の笛の音がずっと聞こえていて、そのまま少年は火の中で死んでいったのだとか。

 

笛吹峠の名前の由来を調べてみると、ちょっとゾッとしました。

しかしながら、もしも遠野物語のその名前の由来が本当であるのならば、今回のような笛の音が聞こえるという現象も頷ける話しである。

 

調べてみると、この笛吹峠は過去にも 「白い服を着た女の人が道端に立っていた」とか、「女の人がクルマを追いかけてきてトランクにへばりついた」などという目撃情報もあるそうですが、真実は如何に?。

 

 

まとめ

たまたま数年ぶりに通りかかった笛吹峠。

地元の方々の生活道路にもなっていて、市域経済には欠かせない今でも重要な道路であるのは間違いないのですが、現在は釜石道も整備されて遠野までも高速であっという間に行けてしまいます。

立丸峠も現在は2つのトンネル工事により峠を越さなくても遠野に行けるようになりますが、今後は同様に笛吹峠を通るクルマも少なくなっていくのでしょうか?

ちょっと寂しい気もしますね。

 

炎の中無残にも命を落とした少年の霊に合掌しつつ、地元の皆さまの重要な生活道路として、今後も安全な通行が出来るよう願うばかりです。

 

 

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