事業所の引き渡しを無事に終える
8月29日に事業所の引き渡しが完了しました。
前日に金融機関に出向き、メーカーさんに最後のお支払を終えて、さすがにこの日は安心してぐっすり眠れましたね。
引き渡し当日は朝からハラハラ・ドキドキ。
4ヶ月間の長いようで短い工事期間が終了し、他人の施設のようであった旅館のカギがいよいよ自分のものとなる瞬間です。
当日は、メーカーさんの営業・設計・設備ご担当者様、下請けの電気工事、消防設備、空調給湯設備担当者さんが一同に揃い、受け渡し書にサインの後に各設備の仕様説明を1時間ほど受け、その日の夕方無事に引き渡しが完了しました。
施設の各部屋のカギがぎっしり詰まったキーボックスを手渡しで受け取りましたが、鉄製のそのBOXはそれはそれは重いものでした。しかし、その重さとは、これから自分がこの事業を全うしていかなければという責任の重さにも比例するものではないかとも感じました。
金融機関に対しての返済の義務、納税の義務、地域に対しての雇用の義務(これは対して貢献出来ないかも・・・)とか、しかしながら、脱サラしてまでこの事業で家族を養っていかなければという責任が一番を占めるかも知れません。
事業をするときめたのは自分なのに、本当にこれで良かったのかと自問自答する日々が2年間も続いたのですが、かと言って後悔している訳では無いのです。
今まで味わった事のない複雑な心境でした。
でも、あとは前に一歩一歩進むのみです。