ロードバイク

おおつち新山ヒルクライムレース2018に参加してきました

2018年5月21日

目次

26年ぶりのレース復帰

私がロードバイクデビューをしたのは高校3年生の時、初めてのレースは高校卒業後の夏でしたので、レース復帰は実に26年ぶりとなります。

一体この26年間、私は何をやっていたのでしょうか?。

まぁ、人生色々ですけど、色々な意味でまたロードバイクに興味を持って、日常的にスポーツに携わるきっかけになったというのは良いことのように思えます。

 

そんな訳で、2年前から着々とレース復帰に向けて自主トレをしてきた私。

何も復帰後のレースで上位入賞などできる訳もなく、ただただ衰えた体を少しでも現役の頃に近づけられればいいな....という思いで必死にやってきました。

とはいえ、26年間のブランクは相当なもので、レース自体も結果はボロボロでした.....笑(笑えない......泣)。

詳しくは記事を読み進めて頂ければと思います。

 

前日受付

レース受付は前日と当日の2日間に渡り行われます。

当日の朝にバタバタしたくないので、前日の19日土曜日のうちに大槌までひとっ走りして受付を済ませました。

既に会場は前夜祭ムードで様々なイベントが行われていました。

出来ることなら大槌町内に宿を構えて....と行きたいんですけど、仲間の殆どが宮古市なので大槌に前泊するほどのものでもないんですよね。

レース遠征の醍醐味はこれに尽きるのですが....。

 

そんなこんなで受付を済ませて、仕事があるのでそそくさと会場を後にします。

自宅に戻ってから受付で渡された資料を眺めていると、とてもうれしくてほっこりするものが入っていました。

 

 

地元の大槌小学校の生徒さんが書いてくれたのでしょうか?。

 

個人情報保護のためお名前は伏せておきますが、とても嬉しいお手紙。

レースへのモチベーションが高まります。

地元の小学校までをも巻き込んだこんな粋な取り計らい。

地元の熱い声援とこの大会に向けた後押しが感じられて、胸が熱くなりました。

大槌最高ですね!。

 

こんなお土産も入っていました。

早速、旅館の味噌汁に使わせて貰いました。

 

明日、頑張ろ。

 

 

レース日の朝は早い

木曜日から前線の影響で降り続いた雨。

当日は晴れる事は予報では分かっていましたが、何分標高の高い山に登る訳ですからコース上がウェットコンディションじゃないか?とヒヤヒヤものでした。

このような場合、コース上には前日に降り続いた雨が道路上を横切る形で麓に流れ込み、川が出来ているのが当たり前です。

スタート前にコース上の詳細が分かる訳もないのですが、AM7:45の開会式に合わせてとりあえず宮古を朝の6時前に出発。

6時40分には大槌入り出来ました。

この時点で開会式まで1時間前だというにも関わらず、既に駐車場には多くのクルマが....。

レース日の朝は皆さん早いですね。

駐車場は雨の影響でぬかるんでいたので、皆さまベストな駐車場取りに必死でした。

 

 

走る前から愛車のロードバークを泥まみれにしたくない、と思うのはサイクリストなら当たり前。

自分も何とかベストなポジションをキープしました。

自転車仲間は到着もバラバラだったので、道路を挟んで3箇所に分かれている駐車場のどこにクルマを停めているのかも分からずに、とりあえずレース準備のためにバイクを組みます。

 

空気圧の調整までを済ませたはいいが、気になるのは当日の気温。

予報では最高気温が19℃でした。

実際はもっとあったと思います。

新山は標高が高いので麓の気温はあまり当てになりません。

ヒルクライム時は半袖短パンでも良いかも知れないけれど、ダウンヒル時は終始風が体温を奪っていきます。

気温30℃の真夏でも無い限り、半袖短パンのダウンヒルは非常に危険な訳です。

ユニフフォームも長袖バージョンと半袖バージョンを持っていきましたが、相談する相手も近くに居ません。

結局、下は短パン、上を長袖でチョイス。

結果、大正解でした。

頂上に着いてから余計な荷物を受け取れるように、スタート前に荷物預りもして頂けるので、ウィンドブレーカーを預けました。

これは本当に有り難いです。

レースに必要なモノ以外は頂上で受け取れる訳です。

 

ほどなくして自分の準備が終ったので、仲間をさがすために広~い駐車場を徘徊しました。

ようやくすがのサイクルさんを見つけてユニフォームの選択を聞いたりしました。

ユニフォームのチョイスは各選手とも長袖だったり半袖だったりと皆バラバラ。

自分の体調にも合わせてチョイスしなければならないので、慎重にしなければなりませんね。

 

開会式

 

 

AM7:45から開会式。

いやぁ~、皆さまお高いロードバイクに乗っていらっしゃる。

高いものでピナレロのドグマF10(推定100万オーバー)もいましたので圧倒されまくりです。

ざっと見、平均しても40~50万のバイクがメインですね。

キャノンデールとかTREK、GIANTがよく目に付きました。

コルナゴ、大好きなピナレロは以外と台数が少なかったような....。

 

自分が26年前のクロモリフレームです。

コンポ系の部品は全て新型であっても、ちょっと恥ずかしくなりますね。

ロードバイクはなんと言ってもフレームが命であり、一番目に付くものなので。

 

が、自転車なんて結局は自分の脚が勝負ですから....と自分に言い聞かせて平静を装うわたくし。

次回は新車を投入してレースに挑みたいと思う一方で、いい自転車に乗っていても結果がボロボロだったら、むしろそっちのほうが恥ずかしいのでは?とも思う訳です。

複雑な心境。

何事もほどほどが良いのですよ。

 

開会式

大会委員長でもある大槌町長からの挨拶がとてもおもしろくて、会場も和やかな雰囲気に見舞われます。

本日のレースに対する注意点などの説明もありました。

 

 

パレード

その後パレード区間である大槌町内約9kmの道のりを1チーム30台前後の団体で走行します。

いやいや、地元の方の声援がとても熱い!。

確かに宮古サーモンハーフマラソンでもそうですが、地元の方々の声援というのはとても有り難いものだと改めて感じました。

沿道からの声援に手を振り返すのが精一杯でしたが、とてもうれしく感じました。

 

 

改めて今回の目標は.....

1回目初めて練習で走った5月2日、記録は1時間26分でした。

 

2回目、岩泉ロングライドの前日5月12日に走ったときは1時間21分。5分の短縮です。

 

前々回のブログでも話していましたが、レース本番では1時間20分を切れればいいな.....という目標。

果たして、この目標は達成出来たのでしょうか?。

 

 

 

レーススタート

9kmの区間を走り切ると、いよいよ新山ヒルクライムのスタート地点。

練習の時とは雰囲気も勝手も違いますね~。

周りには選手がゾロっと居ますし、大会関係者やメディアの取材陣もゴロゴロと。

緊張が高まります。

が、不思議とあまり緊張しませんでした。

今回の目標はあくまでも自己ベスト更新です。

エントリークラスは年齢と性別によって分かれていて、私は40代の男子であるDクラスで出場。

棄権した方を除くと43名のエントリーだったようでした。

 

いざ、レーススタート!。

43名中真ん中辺りに陣取ってはいたものの、ヒルクライムの場合はあまりスタート位置は重要ではありません。

全て実力がモノをいうレース展開。

速い人は黙っていてもどんどん登っていくし、遅い人はどんどん集団から中切れを起こしてしまいます。

私は勿論後者ですが.....笑。

 

スタート直後から心拍は175bpm。

すでに最大心拍を迎えようとしています。

息切れを起こしているのは自分だけのようです。

 

しばらくすると、我々よりも3分遅れでスタートしている後発のEクラス(50代クラス)の速い選手に追い抜かれてしまいます。

もう笑うしかない。

 

まぁ、これが今の自分の実力なんですよ。

練習と実力は嘘をつかない

だったかな?。

平昌オリンピックで誰かがこんな名言を残してましたね。

まさにその通り、おっしゃる通りです。

練習以上の実力が発揮出来るとすれば、それはレースの雰囲気に飲み込まれたから....なんででしょうね。

 

 

リザルト

結果は43名中39位でした。

言い訳では無いですけれど、順位はこの際どうでも良いかな...と。(完全に言い訳ですね)。

結果は結果で受け止めなければなりませんが、今回も目標は自己ベストの更新。

記録は1時間19分でした。

 

予定通り?1時間20分は掛かってますが、自己ベストから何とか2分の短縮です。

勿論、完走しましたヨ。

 

 

練習で走る度に「この区間は勾配が浅いから時速何キロで走らなければならないか?」とか「ケイデンスの目標はこのくらい」とか色々とシュミレーションはしていたのですが、当日走り始めてから分かったのですが、今日はあまり本調子では無いみたい.....でした。

理由は前日に爆食いしてしまったこと。

夕食をお腹いっぱい食べてしまってました。

しかも、それをお腹に残したままだったので、なんとも体が重いこと重いこと。

4月にインフルになったことも幸いして、2ヶ月で2kgの減量にも成功したものの、恐らく1kgは元に戻ったかのような食べっぷりでしたから。

レースはすでに前日から始まっていたのです。

次回レースへの課題という事で。

前日に食べ過ぎないこと。

 

レース中の画像については5月の26日からインターネットで販売されるそうですので、自分の写真があれば購入してUPしたいと思います。

レース中に自分の写真なんか撮れる訳ないですから、とても有り難いですね。

 

トップの選手は40分35秒(くらいだったかな?)のタイムですので、相変わらず倍の時間が掛かっていますが、まぁ鍛え方が違いますからね。

26年のブランクも侮れませんが、とてもよい経験をしました。

やっぱりレースって良いですね~。

 

しかし、新しい自転車欲しいな......。

 

新山山頂

レース後、山頂では地元の方々の有志で、地元料理のお振る舞いがされていました。

ドリンクも配られてます。

 

 

 

 

一人で登った時にはとても寂しさを覚えましたが、今日はいい天気と相まって沢山の選手たちにも囲まれて終始賑やかな山頂付近でした。

 

その後、ダウンヒルで山を下山します。

やはり、皆さまウィンドブレーカー着込んでますね....さすがです。

私も預けていた荷物を取りに行きしっかりと着込んでの下山です。

 

 

まとめ

下山後、大槌町役場の体育館で閉会式と表彰式が行われ、最後まで会場にいましたが、午後3時前には大槌を後にしました。

色々と課題の残るレースでしたが、地元の方や大会関係者の皆さんのご協力もあって、とても楽しい一日を過ごす事が出来ました。

やはり、普段から体を鍛えておかなければダメですね。

ホビーライダーのままで良いのならそれでもいいんでしょうけど、どうせレースに出るのであればやはり上位入賞に拘らなければいけないのでしょう。

来年の新山ヒルクライムに向けて、自分との戦いはもう始まっています。

来年の目標は最低1時間10分を切ること。

できれは1時間を切りたいな。

そして、フルカーボンの新車投入....笑。

次回のレースは2ヶ月後、7月に行われる北上夏油高原ヒルクライムレースです。

7月に向けて、今週からまた1からやり直したいと思います。

 

最後に、宮古でも是非、こんなイベントがあったらな....とサイクリスト的には思います。

確かに、サーモンハーフマラソンはありますけれど、サイクリストとしては自転車のイベントが欲しいですね。

また、これだけ自然があるのだからサイクルロードなんかがあれば、走りやすい環境で安心して自転車に乗れるんですけど。

自転車のイベントに自転車の街としての整備などで、年に数回のイベントなんかをやっても面白そうだと思うんですが。

 

言うのは簡単ですが、実現は難しいでしょうね。

第一、仮にイベントがあったとしても、自分はイベント要員としてボランティアしなければならないので走ることは出来ないでしょうが.....笑。

それでも、宮古がもっともっと盛り上がるのであれば、何でもお手伝いしたいですね。

と考えさせられました。

 

 

それでは。

 

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