ロードバイク

八幡平ヒルクライム2018 参加してきました。 

2018年9月3日

目次

八幡平ヒルクライム2018

八幡平ヒルクライム2018(勝手にハチヒルとか略してみる)。

9月2日の日曜日に開催されたこの大会は、今年が記念すべき初の開催となりました。

7月末のエントリー受付から8月下旬のエントリー締切り、そしてレースが9月第1週と、少々慌ただしいレースとなりました。

我々参加を希望する選手からすれば、普段の練習を怠らず本番を迎えるのみなのですが、まぁ8月はお盆期間中も何かと忙しくて殆ど練習も出来ないですし、いざ時間が取れたから走ろうと思えば、秋雨前線やら台風やらで天候も大荒れだったりと、本当に練習出来る環境ではありませんでした。

事実、8月は2回のライドで計60km程度しか走れてません(反省)。

やる気になれば天候が雨でも室内ローラーとか筋トレとかいろいろ出来たんですけど、結局全ては本人の怠慢です......。

日頃のそんなモチベーションは、裏切ることなく 確実にレースで現れます .....笑。

どっかのオリンピック選手が言ってましたが、

「練習以上の事は本番では起こらない.....」

ん~たしかに、それが起こるとすれば、それを奇跡と言うのでしょうね....納得。

 

 

宮古朝3時発

すがのサイクル菅野店主と、M先輩との3人で会場に向かいます。

前泊とかいろいろ考えたんですけど、3人の都合が合わずに前泊は諦めて当日の朝発という多少キツい日程となりました。

私にとっては夏油ヒルクライムと状況は変わってませんけれども。

 

旅館の業務で毎日朝4時には起きてますが、朝3時はさすがに脳の目覚めが遅いです。

3人で一緒に行くので、交通費も折半できるのでとてもお得です。

何より仲間と一緒にレース会場に行くというのはなんとも心強い!。

 

 

宮古から盛岡方面に向かう=東から西 へ向かってますので、背中から朝日がお目見えします。

朝焼けがとても綺麗でした。

会場の八幡平ビジターセンターには5時30分過ぎに到着。

すでに駐車場は2箇所が満車状態でした。

 

岩手山は残念ながら一日中雲から顔を出す事はありませんでした。

きっと恥ずかしかったのでしょう。

 

因みに、別の日に撮った八幡平から見える岩手山がこちら↓。

大会委員長である八幡平市長も言ってっましたが、

「この岩手山が見えるロケーションであれば最高でしたね」と。

 

天候ばかりはどうすることも出来ないので、来年に期待しましょう。

しかし、雨だけでも降らなくて良かった!。

 

という訳で、大会本部で受付を済ませ、早速レースの準備へと取り掛かりました。

 

 

 

開会式:エントリーは260名!?

定員300名に対しエントリーが260名?だったかな。

急な開催日程となった旨のお詫びが大会本部からもありました。

普通は半年程度の募集期間がありますから、それを考えると1ヶ月弱の募集期間で260名が集まっただけでもある意味すごい事だと思います。

ただ、女子のエントリーが計9名だったのはちょっと気の毒でした。

普通は30名程度は居るんですけどね。

うち、岩手県の選手は4名。

女子クライマーがコース上を走っていると、おっちゃんのモチベーションにも大きく関わるので、来年は是非是非、多数のご参加を切に願いたいところです。

同日には釜石市ではトライアスロン大会、お隣は宮城県の泉ヶ岳でもヒルクライムレースと、まさにスポーツの秋本番さながらを連想させるまさかの日程かぶりもあったようです。

日程さえかぶらなければ泉ヶ岳にもエントリーしたかったんですけど残念でした。

 

 

何と!お友達が増えたのです!!

前回のブログにて、

「会場で私の鉄バイクをお見かけしたら、どうぞ冷やかしてくださ~い!」

的なコメントを書かせて頂きました。

まさか、サイクリストの皆様が旅館のブログなんぞ見ないであろうという安易な考えからでしたが、何と!当日だけで3名の方から

「旅館のブログ見ました~」

「旅館の方ですよね!?」

とのお声がけを頂きました。

盛岡市のTさま、北上市のKさま、釜石市のKさま、ありがとうございました。

 

いやいや、ネットのちからというか、ブログの力侮ることなかれ......

ですね。

 

見ている方は見てくださっているんですね。

開会式の会場で最後尾に居座っていた事もあり、皆様から声をかけて下さった事に繋がったような感じです。

本当に有難うございます!!。

おまけにFACEBOOKとSTRAVA(アスリート用のSNS)でも相互フォローさせて頂きました。感謝!。

初対面なのに「お友達」と言ったら怒られるかも知れませんが、こうしてお知り合いがどんどん増えていくと、レースの度にまた会えるという楽しみが増えていく訳です。

 

 

 

開会式

当日の気温は朝5時で19℃くらいでした。

まさかの半袖短パンジャージしか会場に持ち込まなかったわたくし....。

岩手のレースでは最高標高に挑むヒルクライムレースに出ようというのに、装備が少々お粗末ではないか?と感じる一方で、会場をふと見渡すと以外と半袖短パンの選手さんは以外に多かったです。

結果的には正解でした。

 

開会式にて、大会委員長である八幡平市長からのご挨拶。

定員300名に対し、260名のエントリー。

DNS(棄権)はわかりません。

40代のCクラスは結構多くて、60名のエントリーでした。

ここで皆様から声を掛けられて、世間話や情報交換など。

意気揚々とスタートの瞬間を待ちます。

 

 

レーススタート

いよいよレーススタートです。

 

スタートの瞬間

ヒルクライムレースのスタートの瞬間って、私は以外と緊張しないんです。

何故なんでしょうか!?。

きっと、優勝争いをする程度の実力が自分にあれば、多少なりとも気の利いた緊張でもするのでしょうけれど、所詮私には皆無の世界です.....笑。

ライバルは己であり、目指すは自己ベスト!!。

前回8月4日の練習ライドで1時間51分で登り切ったので、せめて10分短縮の ”1時間40分” を目標に設定します。

このスタートの間も、北上市のKさんとSTRAVAの話や今大会についてなど、いろんな話で盛り上がってました。

Kさん、実はレース前日の夜に突然STRAVAでフォローして下さった方でした。

そんな方と翌日のレース会場でお話が出来るなんて、なんと便利な時代となったのでしょうか。

 

エキスパートクラススタート

そして、AM7:30 レーススタートです。

エキスパートの皆様から5分おきにスタートします。

毎回ですが、エキスパートの選手たちのスタート直後のスプリントとも言えるの異様なダッシュスピードに驚愕させられます。

 

「速っ.....!!」

 

速度の次元が違います。

50ccの原動機かモーターでも付いているんですかね。

同じ人間とは思えません。

そして、我々40代のCクラスのスタートはAM7:55。

 

司会者の方の軽快なトークで心も踊りつつ、スタートを示すピストルの音で

 

「あぁ、とうとう苦しいレースが始まってしまった.....」

 

という現実に晒されます。

 

相変わらす皆様速いです。

同じ40代なんて決して思えません。

 

スタート直後、おしりが痛い!!

この日のためにカンパニョーロの軽量ホイール”ZONDA"とフィジークの軽量サドルを新調して望みました。

カンパの軽量ホイールはとても快調!!。

ペダリングが軽いです。

勾配7%程度の坂ならぐんぐん上がります(と言っても、皆様よりは遅いですが.....)。

 

がしかし、フィジークのサドルがお尻にフィットしないのです!。

 

フィジークのアリオネ。

 

お値段張る割にな~、どうなんでしょ。

サドルって本当にフッティングが命とはよく言われますが.....。

合うか合わないかなんて、所詮使ってみないと分かりません。

ヒルクライム時、私は滅多にダンシングはしないので、クライム中は程どシッティング状態です。

ということは、アスピーテを登り切るまでの2時間弱、この合わないサドルにずっとお尻を預けなければなりません。

サドルに関しては、「高かろう=良かろう」が通用しない現実を垣間見ながら、

「スタート直後の尻の痛さはきっと気のせいなんだ」

と自分に言い聞かせてみます。

 

いや~、しかしカンパは最高です。

ホント軽いですよ、ZONDA。

 

なんて、所詮ZONDA程度で満足する私です....。

 

 

8km付近 足切りポイント

御在所足切りポイント付近。

ここを9時15分までに通過しないと失格です。

AM7:55スタートの私はここをスタート後44分で通過したので、AM8:34無事に通過できました。

足を切られずに済みましたよ(ホッ!)。

 

 

でも、8月4日の練習ライドと違い、ちょっと心拍が上がり気味でした。

しかも、大腿筋とふくらはぎも若干痛みだしました。

先述しましたが、8月は殆ど練習ライド出来ていなかったのでその影響でしょうね。

しかも、まだ中間地点まで1kmもあります。

 

今日、本当に大丈夫かな?。

 

源太岩

源太岩はスタート地点より、距離12.2km、標高差796m、平均勾配6.5%地点。

この時点で中間点は通過済みです。

ところどころに高校生のボランティアスタッフの皆さんが立っていて「頑張って下さい!」と励ましてくれるあたり、いやいや、これが本当に励みになりました。

一人で走っているのに一人じゃないような気がしました。

で、結果的には自分との戦いなんですが、応援はまた別モノです。

8kmあたりから同クラスの方が2名ほどちらほらと視界に入って来ていて、しばらく私の前を走っていたのですが、ようやく追いつき追い越す事ができました。

 

 

いやしかし、お尻も痛い、太ももも痛い、ふくらはぎも痛い、どうした自分の体?。

100kmライドでもここまで痛くなった事はありません。

勿論、先日の八幡平練習ライドでも。

レース本番でちょっと体に力が入りすぎでいるか、やはり練習不足が露呈したか?。

 

 

茶臼岳通過

スタート地点から15.1km、標高差993m、平均斜度6.6%。茶臼岳よりちょっと先のパーキングを通過。

上の写真は8月4日の練習ライドで撮った写真です。

この区間は、勾配も2~3%と以外に緩くて、足休めするもよし、スパートを掛け始めるもよしの区間なのですが.....。

 

その途中、女性のカメラマンさんが一人居ました。

こっちにカメラを向けて、

 

「はぁ~ぃ!頑張って!、おぉ!おいいアングル、いいアングル、もうちょっとでベストな画角に入るよ!!」

 

なんて言われたので、調子に乗って思わず ガッツポーズしてしまった.....

その写真がこれです↓

 

「何やってんだ、オレ.....」

 

でも、さすがプロですね。

こんな撮られ方されたの初めてでした。

写真を販売される方の撮影ならば、その写真きっと買います!!

※(9/22追記)

まさに買った写真がうえのものです。

著作権とか大丈夫と思いますけど、問題があれば削除すると思います。

でも、お金出して買ってますからね.....どうなんだろ。

 

ゴールまであと1km

サイコン読みで18.1km。

という事は、ゴールまであと1kmです。

 

さぁ、ラストスパート!!

 

と思いきや、左足が動きません。

「あれ!?」

何と!気がつくと左足がつってました。

「いやぁ~バイクは絶対に降りたくない」

なので、左足に負担を掛けないように右足のみのペダリングします。

左足はただ伸ばすだけ。

そのまま500mほど進みますが、ペースはガタ落ちです。

スパートどころか、ゴールを目前にして後方スタートのA~Bクラスの選手2名にも抜かれます。

「足がつってバイクを降りる羽目になるよりはマシ」

との思いで、何とかゴールまで踏ん張ります。

 

ゴール

タイムは1時間47分15秒でした。

結果的に練習ライドよりも約5分のタイム短縮。

ゴール手前でスパートを掛けられていれば、もうちょっとタイムを縮められていたのでは?とも思いつつ、これが今の自分の実力なんだと噛み締めてみます。

 

ゴール地点では、ワッフルと水のサービスが行われていましたが、あまり食欲もなくてパスしました。

 

 

ゴール前での一コマ。

既にダウンヒル用にウィンドブレーカーで武装してマス。

 

 

下山

下山時の山頂付近は、ご覧の通りちょっと雲行きが怪しかったです。

案内では、道中にガスが掛かっているので、速度も規制するとのこと。

ところどころペースカーのオートバイに先導されて、一時停止も迫られるなどの下山となりました。

 

しかしながら、19.1kmの下山もまたしんどいのです。

ペースカーに先導されているし、自分以外の人が前を走っている手前、人のペースに合わせなければなりません。

結果的にブレーキレバーをずうっ~と握りっぱなしで、麓に降りるに連れて握力がどんどん蝕まれていきます。

 

下山完了

いやいや、しかしながら、麓に降りると頂上とは打って変わっての好天!。

さすが山の天気は変わりやすいんですね。

 

岩手山は最後まで姿を見せてくれなかったのはちょっと残念でしたけど、また来年もありますし。

 

 

バイクをクルマに積み、ビジターセンターでご飯を食べてから、表彰式・閉会式、抽選会に参加しました。

 

抽選会

抽選会。

毎回参加はするものの、当たった試しもありませんが何故か参加してしまうのですよ!。

 

今回の景品は、地元の協賛企業である㈲コマクサファームさんの「杜仲茶ポーク」が多かったようです。

いや、これ当たったら旅館の食材として使えるな...

ロースだったら「とんかつ」か.....う~ん「ソテーでステーキ風でも美味しそう」なんて妄想しつつ、首を長くして待ちます。

 

自分に近い番号が結構当たります。

自分1013番なのに、1012番とか......。

 

自分のゼッケン「1013」来いっ!!。

 

 

そしたら......

 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

なんと、スポンサーの「肉の横沢さん」のカレーセットでした!!!!。

横澤さんは旅館でもお取引もあって日々お世話になっておりますが、こんなところでもまたお世話になるとは......笑。

自分の番後が呼ばれた時の感動ったら、こりゃたまりません。

 

一緒に行った、すがのサイクルさん、M先輩、表彰式をご一緒した釜石市のKさんの3名は当たりナシでしたので、ちょっと申し訳ない気もしましたが.....。

 

 

 

 

まだ食べてません。

なんか、食べるの勿体無いので、あとで食糧難になったときの為にも取っておこうかな?。

いや、食べないと逆に勿体無い。

この手のモノって、以外に「知らぬ間に賞味期限が切れてた」とかよくある話ですしね.....。

 

 

 

会場を後に......

会場を後にした我が御一行、参加賞としてもらった八幡平市内の温泉施設の入浴チケットを手に、「焼走りの湯」に立ち寄りました。

 

通常であれば500円で入られますが、参加費の中に温泉チケットも入っているというのはなんともお得です。

ヒルクライムで汗もかきましたし、歳のせいかあちこち痛むし(笑)、とてもいい湯に浸かって帰路に立つ事ができました。

 

その後は3人で運転を交代しながら宮古路へ.....。

 

 

まとめ

というわけで、八幡平ヒルクライム2018の参加についてまとめてみました。

このブログ、多くのサイクリストさんがお読み頂いているとの事が今回わかりました。

その証拠に、昨日2日(日)のレース後の本日3日(月)、このブログのアクセス数がすごいことになってます。

普段の3倍です。

きっと、昨日のレースの模様の記事の更新を皆様が待って下さっているのでは?とも思いました。

一部の方には、「明日ブログ更新します」宣言も出しておきながら、本日は日中に業務がいろいろと重なってブログに費やす時間が取れませんでした。

今頃の更新となり、本当に申し訳ありません。

急いでの更新作業となりましたので、誤字脱字多数と思われます。

明日、また修正を掛けますのでご了承下さいませ。

サイクリストの皆様、どうかコメント欄に遠慮なく、どしどしコメントを下さいませ!。

そして、願わくば、STRAVAのアカウントをお持ちの方、是非フォローして下さい!。フォロー頂ければ必ずフォローでお返しします。

 

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お知り合いも沢山出来た今回のレース、本当に全てが充実していて楽しいレースとなりました。

貧脚ですが、ヒルクライム本当に楽しいです。

このブログで何度も言ってますが、来季はフルカーボンで走りたいと思います。

 

で、ダイエットも初めたいと思います。

写真見てもちょっとやばすぎですね。

とてもクライマー的な体型ではありません。

今回の写真を見てショックを受けた私は、とうとう目覚めてしまいましたよ....笑。

 

最後に選手の皆様、お疲れ様でした。

しっかり休養を取り、確実にリカバリーしてから練習再開して下さいね。

 

そして、この度の八幡平ヒルクライムの開催にあたり、ご尽力下さいました八幡平市、大会関係者さん、協賛企業さん、ボランティアスタッフさん、本当にお世話になりました。

来年もまた、必ず参加させて頂きます。

どうか、八幡平ヒルクライムを岩手の歴史あるレースに育て上げて下さい。

我々サイクリストも応援します。

 

八幡平ヒルクライム、最高です!!。

お世話になりました。

有難うございました。

 

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