2年ぶりのウェブサイト更新
こんんちは。
久々の更新です。
7月も下旬に差し掛かろうという今日この頃ですが、相変わらず曇り空が多くてスカッとした青空になかなか巡り会えない日々が続いています。
⇓ そんなあなたのために..... ⇓
過去に撮影した清々しい青空をいくつか上げておきます。
加工済みの画像ですみません。
こんな空が拝めるようになるには、あと2週間ほど掛かるのでしょうか?。
ちょっと待ち遠しい気もしますが、梅雨が開けてくれいない限りは東北に夏は訪れませんので我慢しましょう。
さてさて、今日は旅館のホームページを2年ぶりに更新したという話です。
このブログをよくご覧頂いている方はもうお気づきかも知れませんが、このブログも先日リニューアルを果たしたばかりです。
その前に旅館のウェブサイトの更新をさせて頂いておりました。
豆知識ですが、一般的に会社とかの案内をウェブ上に掲載するそものを ”ホームページ” と呼びますが、実はこれは間違った認識なのです。
正式には ”ウェブサイト” または ”ウェブページ” と呼ぶのが正解で、そのウェブサイトの中のTOPページを”ホームページ”と呼ぶそうです。
それが日本ではいつしかウェブサイトを混同してホームページと呼ぶようになり、それが定着化してしまったそうです。
実は今回のリニューアルでは大規模な取り組みを実施しました。
【一般/観光のお客様向けサイト】 と 【長期滞在/工事業者用ビジネスサイト】 をそれぞれ別々に作りました。
まぁ、一言で言うと大変でした.....。
1ヶ月の間に
- 一般/観光用ウェブサイト
- 長期滞在/ビジネス専用ウェブサイト
- ブログリニューアル(このブログ)
2つのサイト新規作成と1つのブログをリニューアルした事になります。
このブログについてはテンプレートをバージョンアップしただけなので細かい設定変更のみで済みましたが、ウェブサイトは一からの構築。全てのページ、全ての文言を一から作り直すという手間暇が掛かります。
数年前から「こんなページが欲しい」とか「こんな記事を載せたい」とか「サイドバーにこんなバナーを入れたい」など、いろいろと妄想していたものを全て実現するため試行錯誤しながらの作成でしたので、仕事の合間にコツコツと仕上げること約1ヶ月ほど掛かってしまいました。
まだまだ完成形ではありませんが、とりあえず稼働出来るまでに至り現在公開中です。
詳しくは下記をご覧ください。
比べると以外に似通っていますが、中身は吟味して違いを出しています。
それもそのはず、この度ウェブサイトを2つに分けたのにはそれなりの理由があるからです。
ウェブサイトを分けた理由
ウェブサイトを分けた理由は、震災復興からこれまでの間「工事関係のお客様」と「観光/一般のお客様」を極力同時(同じ日)に予約を取らない方針で営業している事に起因します。
当館のような小さな宿の場合、観光目的のお客様とビジネス利用のお客様を同時に取ってしまう、それぞれのお客様がお互いに気を使わせてしまう恐れがあります。
事実、これまでの5年間を振り返ると、観光のお客様と工事のお客様がブッキングしたことで色々と諸問題も発生しました。
宿泊施設は様々なお客様がそれぞれの目的を持って利用する公共的な施設でもあります。
先述した通り、お客様同士に気を使わせてしまうような事があってはいけません。
しかしながら、工事のお客様がいらっしゃっても構わないと言われる一般のお客様も中には居ます。
そのようなときにはご予約をお取りしますが、なかなか難しいものがあります。
事情を説明すると9割のお客様はご予約をキャンセルされます。
もし私が観光のお客様の立場だったとしたら、同じくそうするのかな?と思います。
なので、当館としては出来る限りそのような「ダブルブッキング」は避けたい方針でこれまでやって来ました。
となると、それぞれのお客さまに訴求したい内容が違うのにウェブサイトが一つだと、何かと不都合生じる事は用意に想像もつく訳です。
都合が悪いは言い過ぎかも知れませんが、要はそれぞれに伝えたい内容を効率よく伝えられないのです。
また、なかには一方のお客様向けに出した案内が一方のお客様には不快に捉えられるような事案もあったりと、日本語の難しさも見え隠れ。
訴求するお客さまの利用目的が違うのであれば、当然集客するためのウェブサイトも別々にあったほうが好ましいのです。
観光/一般のお客様がビジネスサイトを見る事は無いでしょうし、工事のお客様が観光のサイトに興味を抱く事も無いでしょう。
興味と抱くとすれは料金(Price)とそれに対するサービス(Service)の違いくらいでしょうか?。
そうなると、それぞれのウェブサイトではそれぞれの目的に合った情報のみを掲載すれば良いわけですから理にかなった効率的な集客が出来ると考えました。
2年ほど前から考えていた事なのですが、手間暇が掛かる事は目に見えていたのでなかなか行動に写せませんでした。
このところ、工事のお客様も復興工事の終了期に伴い激減していて手空きが多くなったので、これを期に作ってしまいました。
メリットは、それぞれに合った情報のみをそれぞれのウェブサイトで訴求しやすいので、効率的な集客が出来ること。
デメリットはウェブサイトが増える事で管理の手間が増える事ですが、私にとってみればこの辺は朝飯前なので気になるほどではありません。
1ヶ月で3つのウェブサイトを造ることに比べれば簡単なものです。
宿泊施設の事情をお客様に押し付ける事が出来ない宿事情
我々の業務的な諸事情を考えれば、観光のお客様も工事関係のお客様も一緒に予約を取りたいのが現状です。
予約を取らなければ売上も上がらないし、生活していけません。
しかしながら、そのような個々のお宿事情をお客様に押し付けてしまうという事はさすがに出来ません。
工事のお客様は、会社の命令を受けてこの地に仕事で来ています。
観光のお客様は、貴重な休日を利用して自身のお金でこの地に観光に来て下さる訳です。
それぞれに目的も宿に求めるものも若干ながら違ってきます。
誰がどのくらい泊まっているか分からないような大規模なホテルであれば別ですが、当館のような小さな小さなお宿は、身の丈に合った方針でお客さまを受け入れなければなりません。
自分たちの都合をお客様に押し付けない謙虚な方針を打ち出さなければなりませんね。
復興工事も収束を迎えている
最近の宿泊施設事情としては、復興工事も収束を迎えていることから軒並み空室が目立つようになってきている当館。
大手ビジネスホテルを除き、それは他の宿泊施設も例外ではないようです。
そして、当館の隣の敷地に建っている某大手ゼネコンさんのプレハブの宿舎(旧名称:飯場)がいよいよ解体を迎えています。
震災直後から今日に至るまで、様々な業者さんの飯場として大活躍していたようです。
このような仮宿舎は長期的な現場作業がある場合に滞在中の経費を安く抑えるためにはとても有効ですが、私共宿泊施設からすると脅威以外の何者でもありません。
お互いにその用途が被っているからでありますが、いままであったそれが無くなってしまうという事自体、どことなく寂しさも覚えてしまいます。
こちらのゼネコンさんは、この宿舎がいっぱいになった時などは当館もご利用頂いていたので当館のお得意様であったのも事実です。
それを思い起こすと、工事が終わり被災地からゼネコンさんがどんどん撤退していく=復興の完了が近づいている事にもなります。
本当は嬉しい事なのですが、同時に侘しさも感じずには居られません。
まとめ
子どもたちはもう少しで夏休みという事もあり、浮足立っているように見える今日このごろではありますが、まずはこのジメジメした梅雨が早く開けてカラットしてほしいものです。
私事ですが、今週末には待ちに待った「三鉄久慈サイクリング」があります。
去年の記事です。
遠方の参加者さんが居れば当館にお泊まり頂きたかったところですが、今回は宣伝も遅かったので大失敗に終わりそうです.....笑。
という訳で、前日は軽いアップを取りロードバイクをしっかりとメンテして早めに休みたいと思います。
久慈サイクリングの模様は、ロードバイクブログのほうに掲載します。
それでは。