震災に負けず立ち上がった宮古の名も無き旅館の記録

みかわ旅館のブログ

業務日誌22

2014年12月14日

土曜日の朝の出来事、長期滞在中で来春3月までご予約を頂いていた業者様が突然契約解除?というか、元請さんのご配慮なのかご采配なのか、

「〇〇さんを入れ替えますので本日限りで・・・・」という電話が元請さんから入り、突然のお別れとなってしまいました。

よくお話をする業者さんで、良い人ばかりでしたのでショックを隠せませんでした。4歳の息子が館内をうろうろしていても、よく遊び相手・話相手をしてくださる人間味のある業者さんがたでした。

その業者さんと入れ替わりでまた別の業者さんが入られるのですが、元請さんからその電話を貰った瞬間、なんか長年付き合ってきた彼女に突然のお別れ宣言をされたかのようなショックを受けてしまったのでした。

職長さんから、「いゃ 近いうちにまた戻るような気がするよ! この宿気に入っていただけに残念だけど・・・」との一言。涙が出ます・・・。

職長さんの話では、「元請さんによる宿の慢性化を防ぐための定宿の転換じゃないかな?」とも話しておりましたが、真実は知る由も在りません。

また、みかわ旅館に戻ってきてくれる事を願ってます。

というわけで、今までお世話になった業者さんと入れ替わりで、新しい業者さんが入られます。お互いにツーカーの信頼関係を構築出来るようになるまでは暫くかかるかも知れませんが、少しでも早くお客様の性格を理解してストレスのないサービスが出来るように神経を張りめぐらせて行きたいと、ふんどしの紐をしっかり締めています。

今日は日曜日、館内は食事なしの素泊りデーであり、1名のお客様がいらっしゃいますが、日中は仕事が無かったので100km先の盛岡まで買い物に出かけてまいりました。さすが内陸!雪が降ってましたね。盛岡市内は道路が一部圧雪になってましたが天気は快晴。しかしながら、盛岡と宮古を結ぶ国道106号線は路面がアイスバーン、しかも強風のためハンドルまで取られて走りにくい状況でした。久々にまじめに運転しましたが、車がFRのため長い上り坂でリアが左右におしりふりふり状態。バックミラーに写っていた後続車が貰い事故は勘弁と言わんばかりに、見る見る車間距離をとり始めたため、さすがにご迷惑はかけられまいと路肩に車を止めて先を譲りました。若い頃は意地でも道を譲らなかったので、私も大人になたな~ってつくづく思います。家族も乗せていたので尚更です。

明日からまた、旅館は戦場と化すことでしょう。

今日一日分鋭気を養いましたので、今週も頑張ります。

あっ、そろそろ年賀状も出さないとね・・・。

  • B!