震災に負けず立ち上がった宮古の名も無き旅館の記録

みかわ旅館のブログ

2018年ゴールデンウィーク営業

2018年5月3日

ゴールデンウィーク営業

5月3日、ゴールデンウィーク本番がやってきましたね。

早いかただと4月29日ごろからお休みだったのでしょうか?。

今年も長い長いゴールデンウィークとなりましたね。

当館のピークは5月の3日でした。

東京、名古屋、山形、盛岡などからのお客様をお迎えし、料理にも一層力が入ります。

 

午前中に市場に仕入れに行ってみると、まぁ人の多いこと多いこと......。

観光のお客様も多かったように見受けられました。

 

旬のホヤとホタテ

ようやく地物産の型のいいホヤに遭遇しました。

山田産のホヤ。

大きさは文句なしの大型でした。

私の握りこぶしよりも一回り大きいサイズでしたので、バッチリ使わせて貰いました。

今朝山田湾で採れたてとの事でしたが、魚菜市場の三上商店さんの店頭には

「お休みにも関わらず、漁師さんが朝から採ってくださいました」

との文言が書かれていました。頭が下がります。

 

大型のサイズでしたので仕入れ値もそこそこでしたが、お客様は喜んで食べて下さいました。

その他、活ホタテの酒蒸しもお出ししましたが、お客様のお食事時間に合わせて蒸し始めたので、熱々の肉厚ホタテを堪能して頂きましたよ!。

 

あろうことか写真を撮り忘れてしまいましたが、貝柱の厚さは2.5cmほどありました。

蒸す直前まで生きてましたので、美味しいはずです。

刺身で使えば良かったな....とちょっと後悔もしましたが、酒蒸しでも充分美味しかったようです。

 

盛岡からお越しになったお客様からは、

「これだけ(料理)で宮古に来た甲斐があった!」

との嬉しいお言葉。

 

朝からの頑張りが、この一言で報われます。

Mさま、ありがとうございました。

 

 

大槌町 新山高原

ロードバイクトレーニング

ゴールデンウィーク営業中にも関わらず、5月の2日 日中ちょっと手が空いたので、5月20日に大槌町で行われるロードバイクのヒルクライムレースの練習のため、お隣の大槌町の新山高原まで行ってきました。

標高は海抜で約1000m。

ロードバイクで初めて登りましたが、自転車で1,000mの山を登るというのも、これが結構骨が折れるのです。

昨年の2017年のレースでの上位入賞者は約40分で登りきっているようですが、わたくし......1時間29分も掛かってしまいました......汗。

 

トップタイムに比べて倍の時間が掛かっているでは無いですか!!....同じ人間ですよ!。

まぁ、こんなタイムでよくロードバイクのレースに復帰したいなんて思ったもんだ。ある意味感心しますね。

むしろ、どうしたら40分で登り切るための強靭な心臓と肉体を手に入れられるのかが知りたいところではあります。

ひたすら走るしか無いんでしょうけどね。

 

気温は22℃。

スタート直後は天気に見舞われていましたので、一層気合いが入ります。

 

しかし、登っても登っても、ず~っと登り坂。ヒルクライムですから当たり前ですが.....。

うんざりするほどです。

途中若干の下り坂もあるのですが、余裕をこいているとすぐに登り坂がまた始まります。

普段私が練習で走る宮古市内の宮園~田代ルートや花輪農免~豊間根ルートとは訳が違います。

標高も勾配も倍以上。

うろ覚えですが、コンピューター読みで最大勾配16%程度が数キロ続く区間もありました。

勾配が13%を超えると、自分のいまのレベルでは時速10kmを維持出来ません。

これがタイムにもろ影響を与えていると思われます。

これは勾配と時間の経過を現したデータですが、綺麗に登りっぱなしですよね。

心拍はずっと170bpm、消費カロリーは1,062kcalでした。

1062kcalは、「とんかつ定食1人前+ご飯大盛」のカロリーに相当します。

あぁ、とんかつ食べたぃ。

走る前の自分の現状レベルでの予想も大体1時間30分でしたので、期待を裏切らずというか、このタイムも頷けるデータなんですけど、せめて1時間20分くらいでゴールしたいところですね。

数字は嘘をつかない.....とはよく言ったものですよ、ホント。

まずは、何事も己を知ることですね。

レース当日まであと2週間あります。

ひたすら走り込みを続けます。

 

新山山頂付近

1時間30分掛けて登りきった時点の山頂付近はちょっと怪しい天気。

ヒルクライム開始が午後2時、登りきったのは午後3時30分。

頂上付近は風も強くて、体感温度は10℃ぐらいでした。

ヒルクライムではかなりの汗をかきましたが、長袖のユニフォームを着ていったのは大正解でした。

 

 

しかし、この壮大な景色の中に14基もの風力発電。

圧巻です。

 

 

ローター径:61.4m、ハブ(柱)高さ:68m

 

ユーラス釜石広域ウィンドファームという事業で行っている風力発電なんだそうですが、そんな直径60mのプロペラがブォンブォンと不気味な音を立てて回っています。

大槌町の新山周辺だけで、全部で14基のローターが回っているそうです。

 

角度(画角)悪いですね...。

被りまくってマス。

 

動画Upしておきます。

風の音が邪魔してローターが回っている音が入っていませんが、近くにいると凄い音でブォンブォン言ってます。

本当に圧巻ですよ!。

しかし、よくよく見てみると、早く回っているローターとゆっくり回っているローターとがある事に気づきました。

何でなのでしょう!?。

何かしら理由があるのでしょうけれど、よく分かりません。

 

しかしながら、風力発電の近くまで行ってみると、曇り始めた天気と相まってとても異様な光景。

登りきったのが午後15時30分でしたので、時はすでに夕刻。

人影もありません。

もしも、あのプロペラが何かの拍子に外れてしまってこっちに吹っ飛んで来たら、人間フードプロセッサーになってしまいそう.....。

しかも、プロペラの近くには

「落雷と落氷に注意!!」

との看板が.....。

まぁ、落雷はあっても5月ですから落氷は無いでしょうけれど。

こんなところで何かあったら、きっと明日の朝まで発見されることは無さそうですね。

なんて、余計な被害妄想を立てつつも、何だかんだとプロペラの迫力に魅了されて山頂付近に30分も居座ってしまいました。

誰一人の人間と会うこともなく......です。

まぁ、登った時間が遅すぎでしたね。

 

晴天時はとても景色がいい事は確かです。

なんか、新山の風力発電をマイナスのイメージで表現してしまいました。

すみません。

時間と天気も悪く、人影の無いところに自転車で一人で登ったという事でご理解下さい。

 

 

次回は、もうちょっと皆さんに「行ってみたい!」と思わせるレポートにします。

今回の練習のためにサドルのポジションをちょっと替えてみたのですが、それが悪かったのでしょうか?筋肉痛になってしまいました。

ポジションが変わったことで、普段使わない太ももの裏の筋肉を使ったのでしょう。

しかも股関節も痛い。

1時間30分登りっぱなしというのも初めてでしたので、体が悲鳴を上げたのでしょう。

自転車から降りる際にも

「イテテテテテ」

状態です。

でもでも、御年44歳の自分が運動直後に筋肉痛とは、ちょっと若返ったんじゃなぃ?と山頂付近で一人ニヤニヤしてました。

ちょっと危ないですね......。

しかし、こんな状態でダウンヒル出来るのでしょうか?。

とは言っても、1,000mの山を降りるのでペダリングの必要は無いのです。

 

ブレーキレバーを握られれば問題無いので、そのままゆっくり下って帰りました。

 

まとめ

とまぁ、いろいろと新山トレーニングのレポートも兼ね書いてみた今回の記事です。

自分のレベルを知るにはよい経験になりましたが、1時間30分はちょっと問題ですね。

レース当日までに、あと二回くらいはこのコースで練習しなければと感じました。

また練習した際には、改めてレポートしたいと思います。

次回はもっといい天気の時にでも登って、もうちょっと綺麗な画像を用意したいと思います。

 

それでは。

 

 

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