震災に負けず立ち上がった宮古の名も無き旅館の記録

みかわ旅館のブログ

業務日誌41

2015年6月15日

開業から9ヶ月、目まぐるしく変化する業務に対しての慣れの問題、人の問題などなど、毎日が勉強という日々を相変わらず過ごしています。

そして、このところ色々な団体やセミナー等への参加依頼を頻繁に受けるようになってきました。

現在は、グループ補助金のために結成した地元のグループとの交流と、地元の商工会議所に入会した他はこれといった団体や組合には一切参加していないのですが、”宮古楽笑会” という、市内の経営者さんや会社幹部の方々が月に一度だけ集まって例会に参加する会に所属しています。

この会は、月に一度集まって、その方面で活躍している会社の社長さんをお招きしてゲストスピーチして貰うというもの。宮古市長も年に一度訪れます。

因みに今月は、三陸鉄道の望月社長でした。

実は、この月に一度の例会に参加するだけでも相当な労力(根回し)が必要になるのです。何分、宿泊業で一番忙しいのは夕方から夜にかけて。

お客様のお帰り(チェックイン)と夕食の準備を並行してスタンバイしなければならないところを、母、嫁、私の3人でまかなっていますが、うちのような小さい旅館でも満室定員20名近くのお客様のご予約があった日は、もう猫の手も借りたい状態な訳です。

それでも、月に一度だけは、この例会に参加するため、例会の集合時間ギリギリまで刺身を切ったり、配膳したり・・・。夕方18:00前になると旅館を飛び出して例会に参加。帰ってくるのは深夜12時頃です。翌日は勿論5時起きで朝食のスタンバイに入りますので、この日は完璧に寝不足に陥ります。が、これは自分が好きで行かせて貰っているので、そう言った意味では、もちろん家族に感謝です。

最近では、嫁と 「もう二人くらいパートさん欲しいね」というような話をするようになりましたが、震災以降なかなかサービス業従事者を確保するのは至難の業であり、求人を出すのに躊躇しています。

そんな中、やはり開業後に知り合った皆様から、「こんな団体があるんだけど入らいない?」という誘いを頻繁に受けるようになりました。その楽笑会に入ったのは、師である市内のホテルの社長さんからの誘いであって、主には人脈形成が目的でした。

その会で知り合った方から、また別の組織があるから入らない?と言われる訳ですが、現在の旅館の状況では人的、時間的に余裕がなくお断りする訳です。

個人事業と言えども経営者には代わりはないので、もっともっと外にでる機会を増やして人脈形成もしなければ・・とは思ってはいても、現実を見極めて本当に今必要なのかを精査しないと恐らく体力が持たないでしょう。

現時点でも、日中の掃除終了後に取引先さん等の来客があるだけでバタバタしてしまってます。経営者であり、労働者でもある、小さい事業所によくある風景の中のよく居る役者を演じています。

今でも師から開業直後に言われたことを思い出します。

「風呂掃除だけしていても、業績は上がらないよ”」と。

経営者しか出来ないことは、つまりは自分にしか出来ないこと。

いつまでも風呂掃除をしていて満足していては、この旅館の将来は無いでしょうね。

ん~・・・これがうちの一番の問題点かも?

日々の葛藤からの結論 - みかわ旅館のブログmikawaryokan.hatenablog.com

前回の記事にて言及した内容を引っ張り出しますが、この問題を解決するためには、少しでも早くアクションを起こさねばなりませんね。まずは、人員の確保から。

月に一度の例会を、月に2度の例会、月に3度というふうに、やはり外の世界で頑張っている異業種の方と実際にお会いし、話を聞くことは今自分にとって一番必要な事なのかもしれません。

それが、今の、そして将来の旅館経営に少しでも役立つのなら・・・。

つまりは、今が忙しいから、その作業に没頭しているようではこの先は無いという事なのだと思います。

今やるべきことをいつやるのか?

今でしょ!!」

もう少し従業員がいて、少しでも早く経営者らしい立ち振舞ができる様になる日を夢見て、今日も頑張ります!。

  • B!