震災に負けず立ち上がった宮古の名も無き旅館の記録

みかわ旅館のブログ

業務日誌24

2015年1月7日

いや~今日は風が強かったですね~。

旅館が飛ばされるかと思いました・・・。

きっとお客様は、この寒空の下でしかも強風の中、必死にお仕事をされているのだろうと、客室、廊下の暖房をいつもより早めのON!、お風呂の給湯温度も普段よりも5℃高めに入れて、出来るだけ冷えた体を温めてもらおうと、普段はあまり出来ていない気配りをしてみました。

はてなの中で購読しているブロガーさん方の更新頻度が年明けから早いこと早いこと!今日は更新しないでPCの電源を切る前に、皆様のブログを読ませて頂こうと一巡して参りましたが、更新意欲に駆られてしまってネタを考えないままキーボードを叩いてしまいました。

(しまった、何を書こうか・・・)

というのは冗談として、マクドナルドさん、えらい叩かれえますね。

一つ問題が出ると次から次へと同じ問題が浮上してきているようですし。

去年までの過去20年間外食産業に携わって来た身としては、とても他人事とは思えませんでした。今現在もその延長線上にあって食品を取り扱う旅館業に従事しておりますので、うちであってもいつそのような問題が起こるとも限りません。常に異物混入と食中毒と隣り合わせで仕事をしておりますので本当に気がかりです。

そう、マックと言えば、よく「美味しくない!」とか「モスのほうが美味しい!」とか比較されますが、マックとモスを両天秤で比較するのはタブーです!。

そもそも企業のコンセプトから違いますし、当然提供している商品の質、価格帯、客単価も違います。

マックはリーズナブルな料金で、商品提供をお待たせしない「提供スピード」を特に重視している反面、モスは出来るだけ良い(高い)食材と地元の野菜を使って、時間と手間をマックの何倍もかけて調理して提供する。

例えば、マックでビッグマックを注文してから15分以上待たされるとイライラするのに、モスでオーダー後20分前後待たされてもあまりイライラしない。何故かというと、モスは調理時間が掛かるのを分かって来店しているので待たされるのが当たり前!それを前提で利用しているからですよね。

同じハンバーガーを提供するファーストフードでもこれだけちがうのに、100円マックはまずい!というのはおかしい話です(ちなみにマックの回し者ではありませんので)。

そんな事をよく言っている部下がいましたが、こんな話をしました。

「だったら、今100円あげるから、近所のスーパーに行って食材を仕入れて、マックより美味しいハンバーガーを作ってみろ!」

と。

そう言うと、

「あぁ、無理ですよね・・・」

って言葉が大体返ってきます。

「お金を出しているユーザーだからこそ、美味しいとか不味いという評価をするのは自由で当たりまえの話だけど、その商品を100円という低プライスで提供している企業の努力も少しは考えて評価して欲しいな、せめて同じ飲食業に従事しているのなら・・・」 と。

でもでも、異物混入は問題外です。あれはいけません。お客様の信用と信頼を完全に無くしてしまいます。

今日の報道(記者会見)を見ていても真相はまだ究明出来ていないようですが、早く諸問題を克服して、安全・安心な商品を提供できるマックに戻って欲しいと願っています。

まぁ、旅館のオヤジが言う話ではないですけどね。

個人的に、「マック」  大好きなので。

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