震災に負けず立ち上がった宮古の名も無き旅館の記録

みかわ旅館のブログ

3ヶ月ぶりの更新です

2016年6月10日

お久しぶりです!

 

 

間もなく梅雨入りというのに、連日の空はとても清々しく見えて、春の終わりすら感じさせてくれています。

読者の皆様、大変にお久しぶりでございます。

みかわ旅館でございます。

最後の更新は3月11日でございました。

あれから3ヶ月、肘の故障によりしばらくブログをお休みさせて頂いておりました。

その間、わざわざ当ブログを訪れて下さっていた方、本当に申し訳ございませんでした。

お陰様で肘の怪我は終息に向かっており、長時間キーボードを叩いても支障がないレベルにまで回復しましたので、この辺で再開とさせて頂きます。

 

まず初めに、この度の熊本地震にて被災されました皆様に、この場を借りてお見舞い申し上げます。

一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

Shige

 

現在の宮古市の宿事情

復興工事も4月から5月にかけては大分落ち着いており、というか落ち着いてしまい.....と言ったほうが宜しいでしょうか。みかわ旅館も大分空室が目立っておりました。

6月に入ってからは大分動いて参りましたが、全盛期から比べますとちょっとさびしい館内の状況と相成っております。ちょっと落ち着くの.....早過ぎですね。

しかし、これには平成28年度の予算編成による影響で公共工事の動きが一時的に鈍化しているものであり、毎年の事なのだそうです。

確かに昨年は、待ったなしの災害公営住宅の工事が大詰めを迎えていた影響で、市内の宿泊施設はどこもイッパイ状態でしたが、いま現在は恐らく比較的予約は取り安いものと思います。

今の当館は、民間の発注による工事関係の業社さまがほとんどで、公共工事の業者さまは現場監督さんを中心に、ほんの数人という状況です。

昨日入った情報では、県内の建築関係業者さんは、もう仕事が無い状態であるとか。

市内の建物関係の復興工事は概ね終了と見ても良いのでしょうね。

まさに建築業界と宿泊施設は、いよいよ正念場の時期に到達したと見たほうが賢明でしょう。

 

 

やはり公共工事が盛んでないと、街は活性化しないのです。

自らが商売をしていると、その理屈がよく分かります。

でも、数年後にはこのような状況になるのでしょう。

今から、色々と手を打っておかないと!!。

10年後は大変な事になりますね。

 

 

 この3ヶ月間

それはそれは色々な事がありました。

長期で宿泊されていた、とても好感の良い業者さま方もみな工事の終わりと共に当館を後にし地元へと帰って行きます。

最後の夜は何度経験しても切ないものです。

(注:怪しい関係ではないので.....)。

ってこれ、感傷に浸っているのは自分だけとかいうオチですかね?

業者さんがたは、皆様以外とあっさりしてたりして......

今度泊まりに来ることがあったら、勇気を振り絞ってその真意を聞いて見ます....笑。

ただ、一度終わった工事の現場、数ヶ月後の点検作業などで宮古の地を再び訪れる際にも、必ず当館をご利用頂いているというのは本当に有りがたく嬉しい限りです。

プライベート面では、一人息子が今年4月より晴れて小学校へ入学となり、みかわ家としても家の中のタイムスケジュール的なものが保育園時代とはガラリと変わって、旅館同様自宅も朝からバタバタしているようです。

恐らく、息子も、親も、確実に日々成長しているものと思われます.....笑。

 

 

まとめ

お伝えしたいことは山程あれど、病み上がりという事で、何分あまり長文を打たないようにと心に決めております。今後は不定期とはなりますが、こまめな更新をして行きますので!。

市内の復興道路も本格的に目に見えるような工事となっており、ますます復興の追い風に吹かれています。

日進月歩ではあれど、みかわ旅館としても今後も日々の努力を怠らず、復興工事のお客様の為にさらなる精進をして参ります。

次の更新が3ヶ月後にならないよう、私も頑張ります!!。

更新をサボっているような兆しが見えましたら、読者の皆様......どうか叱咤激励のほど

宜しくお願い申し上げます。

  • B!