震災に負けず立ち上がった宮古の名も無き旅館の記録

みかわ旅館のブログ

2018 北上夏油高原ヒルクライムレースに向けて

6月に入りましたね

5月もGWに始まって大槌のヒルクライムレースやら小学校の刈払いやら運動会やら、何だかんだとあっという間の1ヶ月でした。

予定が埋まっていない日がほとんど無かったというのは、私にとっては非常に珍しい事なのですけど、まさに5月がそうでした。

まぁ、終わってしまえば何でも無いんですけど、最近は時間が取れれば(取れそうならば)無理やりでもロードバイクの練習を入れてしまうあたり、どうやら僕のロードバイクは本気モードに突入したようです....笑。

事実、毎日が充実しています。

 

結局、自分にとっての5月の一大イベントは、25年ぶりに復帰したロードバイクのレースだったのですが、その練習も含めて5月は自転車三昧の毎日。

 

 

練習を含めて月間で300kmほど走ったのは人生でも初めての事でした。

いや、走っている人はこの2倍3倍当たり前なんですけど.....。

 

 

北上ヒルクライムレースに向けて

初めての大槌ヒルクライムが終わったと思えば、7月の北上ヒルクライムレースにまでエントリーしてしまったわたくし。

もちろん、初エントリーですのでコースすら走ったことがないどころか、夏油高原にも行った事がない始末。

これではいかんということで、先週の6月2日(土)に朝から北上に行ってきました。勿論日帰り、しかも午前中のうちに宮古に戻らなければならないという強行日程。

朝4時に宮古を出て、立丸峠~遠野~で、北上入り。

立丸峠なんて通ったのは4年ぶりくらいですね。

朝5時前に通過でしたので、スイスイでした。

 

AM6:30、ヒルクライムレースのスタート地点である北上市の岩崎城運動公園着。

ここは保育園と小学校が同敷地内に併設されている運動公園で、野球場もあります。

周辺にはコンビニなどのお店らしきものはありません。

 

リトルでしょうか、シニアでしょうか、野球の子どもたちの集団と父兄の方々でごった返しています。

トイレがあるはず...と思いきや、子供たちが群がっていてなんか近づきづらい様子だったのでスルーしました。

夏油のヒルクライムレースまであと1ヶ月といったところ、運動公園の駐車場には私以外にもバイクを載せたクルマが何台か居るかな?と期待もしていましたが、土曜日ということもあり残念ながら私だけでした。

周囲は野球関係者ばかりでなんとなく場違いな雰囲気。

そそくさとバイクをクルマから降ろして組みあげ、空気圧を調整して身支度を済ませました。

 

早速スタート地点に移動して練習することに。

 

 

初めての夏油ヒルクライムコースにコースイン

全長         18.1km

標高差      561m

平均斜度   3.0%

昨年記録   35分3秒(エキスパートクラス 優勝者タイム)

 

コースの序盤は市道と県道122号線。直線約5kmの農道を横目にコースがスタートします。

直線で平坦地かと思いきや、よくよくサイコンを見ると勾配が2~3%付いています。

どうりで向かい風でもないのにスピードが乗らないわけだ。

途中、右折や交差点直進ののち、いよいよ夏油のヒルクライムとなる訳です。

 

すると、やはりサイクリストの皆さまと数名すれ違います。

時間的にも朝の7時過ぎですので、恐らく地元の方でしょうね。

 

去年のエキスパートの優勝者のタイムは35分3秒。

18kmを35分で走り切るということは、1kmを約2分で走りきっているということ。

しかも平均時速は30km/hです。鬼の速さですね.....。

しかも、ずっと平坦地ではなくて、コースの後半は山岳コースで急勾配です。

コース全体の平均勾配は3%ですので大槌の6.8%に比べると確かに楽と言えば楽なんですけど、去年の大会の動画を観たところ前半の平坦地ではスプリント状態で皆抜きつ抜かれつのデットヒートを開催していました。

これ、けっこうキツそうですね。

 

前半の平坦地で調子に乗ってスプリントで脚を使ってしまうと、後半のヒルクライムが登れなくなってしまうというオチになりそうです。

 

 

と、色々と妄想をしながらコースを登っていきましたが、まず驚かされたのがロケーションの良さ。

コースの途中には入畑ダムがありますが、これが初夏の夏油の山の深い緑と相まって素晴らしいコントラストで出迎えてくれます。

 

 

夏油高原のロケーションは最高です

 

 

 

 

 

今回は試走ながら、行き(ヒルクライム)ではタイムの計測もしていたので写真を取る余裕など無くて、自分との戦いを繰り広げてました。

 

勿論、これらの写真は帰りに下りながら撮影したものです。

コース後半は勾配6%前後のクライム区間が続きますが、大槌に比べればそれほど心肺にも負担が掛からなそうなイメージです。

 

 

 

 

 

 

あと1kmで頂上到着......と思いきや、

残念ながら、1km手前でまさかの通行止めでした。

コースのデータをしっかりと取りたかっただけに残念ですが、とりあえず大体のデータは取れましたので良しとしましょう。

 

1kmを大体4分掛かって登ってますので、やはりエキスパートの皆さまの倍の時間が掛かってますね。平均スピードもちょうど半分しか出せてません。大槌ヒルクライムとほとんど一緒です。

 

前半5kmの直線も、やはりデータで見てみると確実に登っているんですね。

 

 

しかしながら心拍数は落ち着いています。

大槌では序盤からMAXの180bpmとか行ってましたから.....。

今回は170bpmすら超えてません。ようやく心肺がこなれてきたのでしょうか?。

一方の解釈としては全然本気で登ってないとも捉えられるのですが、もしも本気で登ったら1時間を切れるのかどうか?......ですね。

 

 

今回の目標

今回の「きたかみ夏油ヒルクライム2018」の私のターゲットタイムは「一時間以内」を目標にします。

 

大槌では散々な結果でしたが、今回は前半の平坦地セクションでどのくらいの速度を維持して走れるか?がポイントだと認識しました。

因みに、今回の練習では時速20km/hを超えずに走ってましたので、明らかに手抜きですね。

いや、これ意図的に...とかではなくて、本当にキツかったです。平坦地なのに?いや、だから平坦地では無いのです!。若干登ってます(←言い訳です)。

山岳セクションになれば皆さん確実に速度が落ちる訳ですから、序盤で出来る限り置いていかれないように集団に付いていき、ヒルクライムセクションでは時速10km/hを維持すれば目標達成は可能と思います。

願わくば当日が追い風であることを望みたいところですが、自然から受ける影響は皆平等ですからね。

「如何に練習で自分を追い込むことが出来るか?」だと思います。

 

 

目標達成のために

18歳の頃から続けていたタバコを禁煙しました。

当時から私を知る人の間では、これはちょっとした事件です。

普段から紙巻きたばことIQOSを二つとも持ち合わせているためか、周囲ではヘビースモーカーと勘違いされているのも事実です。

 

タバコは心肺能力を確実に落としてしまいます。

その他、様々な健康を脅かす存在として多方面から騒がれていますが、大槌のヒルクライムでの情けない成績は私自身は「たばこのせい」と認識しました。

かれこれ26年続けていたたばこ、先週から禁煙を初めて今日で4日目になりました。

このまま一生涯禁煙するのか、自転車のシーズンだけ禁煙するかは決めていないのです。

一度タバコを吸った肺がもとに戻る事は無いそうですが、禁煙開始後3日でニコチンは体から完全に抜けるそうです。

そして、吸い続けた場合と比べると、禁煙開始後約2週間で肺活量は30%も回復するのだそうです。

しかし、それでも肺には煙が充満しているのだそうです。

喫煙、おそロシアですね。

これで本当に辞められたら良いのですが、若干ながらストレスも溜まってきています....笑。

 

しかし、タバコを辞めた事でタイムが縮まったとすればラッキーです。

もしも、タイムもさほど縮まらないのであれば、また喫煙生活に戻るかも知れません(何という意志の弱さ......)。

 

 

 

 

 

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