震災に負けず立ち上がった宮古の名も無き旅館の記録

みかわ旅館のブログ

業務日誌32

2015年4月16日

おはようございます。

本日の岩手県宮古市は雲もおおいようですが、いまのところ・・・・晴!

松の木の移設も待ち遠しい今日この頃ですが、まずは業務に勤しみませんとね・・・。

現在、お部屋の稼働率は8割程度ですが、定員には達しておらず、宿泊業の難しさを垣間見ている4月度です。

同業者さんに聞くところによると、やはり年度切り替えになる3月~4月は毎年のようにこのような現象が起こるのだそうです。

オープン後ようやく半年を経過しましたが、日々問題の浮上とともに改善策を模索する日々。その問題点とは、旅館の設備面での問題であったり、業績の問題であったり、経営者自身の考え方の問題であったり、人の問題であったり・・・と多岐に渡るわけですが、そもそも問題の無い組織など無いに等しい訳ですから、その組織の力とは問題を発見して改善するまでのスピードがどれだけ早いかに依存するのでは?とも思います。

私自身、昨年までの十数年間会社員として生計を立てて来ましたが、金銭面から生活スタイル、勿論環境までガラッと変わってしまい気がつけば半年。変わっていないのは、接客業+飲食業という業種が同じで、そこに宿泊業という未知の分野が加わったというもの。

しかしながら、旅館業ならではの問題点や悩みどころの多さに唖然としています。

でも、それを一つ一つ改善して行かなければ、みかわ旅館の将来はないでしょう。

旅館業として生き残っていくには、自店の問題点を早急に改善して、お客様のために今何をすべきかを常に考えて行動に移すしかないのです。

性格的に少々めんどくさがり屋の私でも、自身が経営者であり、そして仕事の事となればそれは何が何でも絶対にやり遂げなければならない訳で、重いはずの腰が立ち上がるスピードが会社員の時に比べて若干早くなってきた気がします・・・笑。

でも、そんな私とは裏腹に問題点は次々と浮上してきます。

人生って、きっとその繰り返しなんでしょうね。

今日も、その問題点と正面から向き合い、お客様の為になる行動を心がけて業務に勤しみます。

きっと、その積み重ねが全てを良い方向へと常に導いてくれる事と思います。

松の木のように、自分が生き延びる為に今日すべきことを精一杯やるだけです。

  • B!