みかわ旅館のブログ

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宮古市の宿として2014年に再オープンしてからの日々の出来事を綴ります。

Mikawaryokan's Log

震災に負けず立ち上がった宮古の名も無き旅館の記録
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みかわ旅館の業務日誌75

久々の業務日誌

最近、更新の頻度が下がっております。

が、サボって居る訳ではないのです。

 

別のブログを立ちあげておりまして、そちらのブログにちょとだけ力を集中させていただいております。

 

下の写真、旅館脇のJR山田線の線路ですが、通常はこんなところから線路の撮影なんぞ出来ません。基本、線路はJRさんの敷地内ですので、入ってはダメなのですけどね...。

今現在、復旧工事の真っ最中という事で列車は走っておりませんので、ちょっと撮らせて頂きました。

 

 

2月の旅館事情

2月は何時になく満室に近い状況で推移しています。

公共工事に至っては年度末が近いという事もあり、工事の進捗を急ぐとの声も伺うようにもなりました。

 

当館は現在、公共工事系と民間工事系の業者さまが50:50の割合で宿泊されており、いずれも超長期宿泊です。

なかなか一見さんの予約を取るに足りない状況となっています。

 

定員もギリギリの状態ですので、旅館業務もかなりハイペースて仕事を熟さなければサービスが間に合わない状況にあって、体はしんどいのですが毎日頑張ってます。

 

県立宮古短大の入試に想うこと

先日の16日火曜日に、市内の岩手大学宮古短期大学部の一般入試が行われました。

当館はご承知のとおり、現在の客層は復興工事のお客様100%の状況で一般のお客様の予約をなかなか取られない状況にありますが、1月のはじめに盛岡市の方から息子さんの宮古短大入試の為に1泊の予約をお願いしたいとの電話が入りました。

状況を伝えます。

「工事のお客様ばかりですが宜しいですか?」と。

「泊まれれば良いです」との事で、お受けすることにしました。

 

ところが、試験日が近づくにつれて、同様の予約の電話の頻度が徐々に上がってきます。

つまり、親御さんが子供の短大入試の為に必死に宿の手配をしている事実に他なりません。

宮古市は現在、復興工事の真っ最中です。

市内の宿泊施設の殆どは工事業者さまでイッパイの状況に変わりはありません。

そして、宮古短大の学生の90%以上は市外・県外の学生さんと聞きます。

県外の方で被災地の現在の事情を知らない方々は、きっと1日前に予約すれば大丈夫でしょうとの考えて居た親御さんも少なくない筈です。

だとしたら、学校側が保護者に対して宿の手配を早急に取るように促すメッセージがあっても良かったのでは?と感じます。

いや、もしかしたら実際にはやっていたのかもしれませんが、もしも学校側が現在の市内の宿泊施設の状況を知らないのであれば、それ以前の問題という事ですね。

 

学校側が保護者にアナウンスをしていたとすれば、保護者の皆様の手配が遅れたのか?。兎にも角にも陸の孤島とも言われる宮古市で宿泊先もないまま短大の入試を受けるなど無謀な行為な訳で、お断りしたお客様のお子さんが他の宿を確保出来たのかが非常に心配に思った週でした。

 

その宿泊されたお客様はイケメンの男子生徒さんでしたが、とても礼儀正しくてだされたお料理もしっかり完食されてました。

お母さんがしっかりしていらっしゃるのも、電話の応対で分かります。

試験当日の朝、試験会場の宮古短大まで送迎させていただきました。

 

陰ながら、合格をお祈り申し上げます。

 

どこまで許される?

今宿泊中のお客様でちょっとモラルに反する宿の使い方をされている方がおり、頭を悩ませています。

何処までお客様に伝えて、館内のルール遵守を促して良いのか、その線引が非常に難しい。

お客様は神様でもあり、しかし神様だからとて全ての行為が許されるものではありません。

接客業で一番頭を悩ませる瞬間です。

 

私の願いはただ一つ、普通に仕事して、普通にご飯を食べて頂いて、普通にお風呂に入っていただいて、普通にお部屋でお休み頂きたい。

 

この経営者の気持ちが伝わらないというのは、私の伝え方に問題があるのかもしれませんが、そのような方を拝見すると人としてもっと成長させてやりたいという気持ちが生まれます。

 

でも、お客様から見れば、私は旅館のいち従業員にしか見られていません。

その方の宿泊日程が終了するまで、大きな問題とならないよう注視するだけです。

 

蓄積した経験が全て

色々なタイプのお客様が居て、そのお客様に合わせた対応もそれぞれです。

全てのお客様に100%の満足を与えることは不可能ですが、100%に近づける為の努力は絶対に必要です。これを世間ではプロ意識といういい方をするそうですが、私はまだまだその領域に達していません。経験が足りないし、自分という人間が確率されていないのです。

だから様々なお客さまをお迎えして少しづつ経験を積んでいくしかないのでしょうね。

 

これぞ接客業の醍醐味。

 

今日もお客様満足100%を目指して、深夜まで頑張りますよ!。