みかわ旅館のブログ

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みかわ旅館のブログ

宮古市の宿として2014年に再オープンしてからの日々の出来事を綴ります。

Mikawaryokan's Log

震災に負けず立ち上がった宮古の名も無き旅館の記録
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宮古盛岡横断道路

東日本大震災関連

宮古~盛岡間の国道106号線の現状

 

震災後、我々が普段何気に使用している道路の重要性が見直されました。

震災の直後、特に海沿いを走る国道45号線は壊滅的な被害を受け部分通行止めが相次ぎました。

この国道45号線は、宮城県仙台市を起点とし、岩手県の全沿岸を経由し青森県青森市までを全長約500kmで結ぶ北東北沿岸の大動脈道路です。

震災後は瓦礫はもとより船舶や倒壊した家屋が国道上に散乱し、生活物資の運搬やけが人等の輸送に支障を来したのは言うまでもありません。

(一部の画像は、宮古市異人館様よりご提供頂いた画像です 撮影:安倍主税様)

 

患者の救急搬送や物資の輸送は難を極め、ペリコプターでの輸送しか出来ない地域もありました。改めて道路の重要性を再認識させられました。

そこで国と県が着目したのが、国道106号線

盛岡市から宮古市までを結ぶ、全長99.5kmの国道です。震災こそ来なければ、この国道が注目されることなど私が生きている間は皆無だったでしょうね。

 

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全長が約100km....という事は法定速度の60km/hで走行した場合は単純計算で2時間掛かります。この区間の約90%が山道.....つまり峠です。

まぁ、岩手県は殆どが山ですから仕方ないですね。

区間途中の区界高原は海抜が約800mもありますので冬場は常に雪(プラス路面凍結)に見舞われます。この宮古~盛岡間の106号線は、地元の人間でも冬季は走りたがりません。

11月以降、普通タイヤでの走行は非常に危険です!。 

 

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区間中には道の駅が2つほど。一つが盛岡寄りにある「道の駅 ビーフビレッジ区界」

 

 

区間途中は上の画像のように殆どがカーブです。

 

 

そして宮古側にある 「道の駅 やまびこ産直館」

 

どちらの道の駅も自然がイッパイです。敷地内が既に自然の中にあるので....。

 

宮古盛岡横断道路の位置づけ

 

前置きが長くなりましたが、ここから本題に入ります。

震災時の輸送全般の諸問題を解決するため、宮古市から盛岡市への高速道路(高規格道路)の建設が計画され採択されました。

宮古盛岡横断道路は、国土交通省岩手河川国道事務所、三陸国道事務所、岩手県が分担して現在急ピッチで建設を進めています。

この急ピッチでの道路建設は、過去には前例がない程のもなのだそうですよ。

開通未定の区間もありますが、平成31年の全線開通を目指しているとの事です。

 

現在は法定速度50kmで所要時間は平均で2時間ですが、この高規格道路が完成すると約15分短縮されます。あくまでも法定速度で走った場合です。流れが良ければ30分は短縮出来るのでは無いかと(法定速度超過....と言う訳ではありませんので、あしからず)。

 

 下記サイトをご参考までに貼っておきます。

www.thr.mlit.go.jp

 

 宮古市民にとってみれば、まさに夢の道路なのです。

週末などに盛岡に買い物に行って~帰ってとなると、移動時間だけで4時間(約半日)掛かってしまうので、運転するパパ・ママも大変な訳ですよ!。

 

因みに、私この道路結構好きです......。

 

高規格道路の整備は何も有事の際の輸送道路だけが目的と思われがちですが、他にも利便性の向上を期待しての事業があります。

2018年に開業予定で準備を進めている 室蘭~宮古フェリー構想 においての輸送ルートとしての利用です。

北海道からの荷物を運ぶトラックが宮古で下船し、この高規格道路経由で東北自動車道に入り、関東圏へ物資を輸送する。しかも、この盛岡~宮古間の高規格道路は無料開放なので、輸送コストと輸送時間の双方においてメリットが高い区間なんだそうです。

 

これで、宮古市岩手県沿岸の貨物輸送の拠点になってくれれば、地域経済に与える影響は計り知れないものがあります。地元としてはこれに期待しない訳には行きませんね。

 

まとめ

今回は宮古盛岡横断道路の記事を掲載しましたが、最初にご紹介した国道45号線沿いにも青森県から宮城県石巻市までを結ぶ、三陸沿岸道路(高規格道路)の工事も平行して進んでいます。

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 こちらの道路も完成すると、現在は内陸の東北自動車道1本しかない高速道路が沿岸と内陸を結ぶ高規格道路と三陸沿岸道路がそれぞれ接続されることによって、将来的には観光客の皆さんが岩手に来られる際にも、きっとその利便性の高さを実感できる道路になることは間違いありません。

 

それだけ、道路というのは公共事業の中でも非常に重要な位置づけでなのですよね。

 

因みに、三陸沿岸道路が開通すれば、宮古市から仙台市まで車で約5時間30分掛かって

ますが、2時間30分で移動出来るそうです。半分以下の移動時間で仙台まで行けるなんて幸せです。

 

移動時間が短縮されれば、C消費燃料の削減=Co2の排出量も少なくなる わけですから、ほんとに良いことばかりです。

 

工事が無事に終わり、一日も早い開通を願うばかりです。

 

 

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